県立中央の肝臓がん手術件数などの情報
肝臓がんのほとんどを占める肝細胞がんの原因の95%がB・C型肝炎によるものでそのうちの8割を占めるのがC型肝炎だ。
ウィルス感染⇒慢性肝炎⇒肝硬変⇒肝臓がん
というケースを20〜30年かけてたどることが多い。
よって、インターフェロンなどの抗ウィルス治療でか年の進行を遅らせることが肝臓がんの予防には大切だ。
また、肝臓がんが見つかっても、手術に至るのは3割程度。
たとえ手術でがんを完全に切除できても、5年以内に8割の人が残った肝臓にがんが再発する。
1年間に新たに肝細胞がんが見つかる患者は約4万人。
肝細胞がんで亡くなる患者は約34千人と肺がん、胃がん、大腸がんに次いで多い。
5年生存率も35%という難治がんで血液製剤などによる、薬害肝炎が大きな問題なのも、患者の命に直結する肝臓がん発症へつながるからだ。
超音波画像で肝臓を映しながら、高周波発生装置とつないだ長さ20センチほどの電極の針をおなかの外から刺し、10〜15分かけてがんを焼く。
施設によっては、外科で開腹して肝臓に直接、電極針を刺したり、腹腔鏡を用いたりする場合もある。
2004年に保険が適用され、簡単な装置だけでできることもあり一気に広まった。
ただし、熱によってがんが肝臓に飛び散ったり、腸に穴が開いたりして患者が死亡する事故も起きている。
経験豊富な施設を選びたい。
転移性肝がんの手術は、肝機能の低下を伴う肝細胞がんの手術に比べればやさしく、肝がん手術を行う施設ではおおむね行われている。
一方、転移性肝がんに対するラジオ波治療は、まだ、一部の限られた施設での実験的治療とみられる。
肝臓がんへの治療経験が豊富な施設でも、転移性肝がんの治療にはラジオ波治療はほとんど実施していない施設が大半だ。
都道府県 | 香川 |
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医療機関 | 県立中央 |
住所 | 青森市東造道2-1-1 |
電話番号 | 017-726-8111 |
肝臓がん手術件数 (うち肝内胆管がん) |
21(1) |
転移性肝がん手術件数 | 10 |
肝細胞がんのラジオ波治療件数 | 116 |
転移性肝がんのラジオ波治療件数 | 10 |
手術 (医師名・所属診療科) |
泉貞言(外) |
ラジオ波 (医師名・所属診療科) |
高口浩一(内) |
※注 医師名の後のカッコは診療科で、外は外科、内は内科、消は消化器科、消外は消化器外科、消セ外は消化器センター外科、一外は第一外科、膠は膠原病、乳は乳腺、甲は甲状腺、泌は内分泌、糖は糖尿病などを示す。放は四放射線、セはセンターの略。空欄は回答なしか未記入。全国の肝臓がん手術を行っている主要施設に対し、2006年の治療実績とその内容のアンケート結果。 |
肝臓がんの病期の分類は、次の3項目の条件のうち、いくつ当てはまるかによって、T〜W期に分けられる。
(1)がんの大きさが直径2cmを超える
(2)がんが2つ以上ある
(3)がんが血管の中に広がっている
さらに、リンパ節転移があるもの、遠隔転移(肝臓以外の身体部分に転移がある)は(1)(2)(3)にかかわらず、すべてステージ4期となります。
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