肝臓がん治療

肝臓がんとは

肝臓がんのほとんどを占める肝細胞がんの原因の95%がB・C型肝炎によるものでそのうちの8割を占めるのがC型肝炎だ。

ウィルス感染慢性肝炎肝硬変肝臓がん
というケースを20〜30年かけてたどることが多い。

よって、インターフェロンなどの抗ウィルス治療でか年の進行を遅らせることが肝臓がんの予防には大切だ。

また、肝臓がんが見つかっても、手術に至るのは3割程度。

たとえ手術でがんを完全に切除できても、5年以内に8割の人が残った肝臓にがんが再発する。


府立急性期・総合医療センター   肝臓がん手術件数 7(2)

都道府県 大阪
医療機関 府立急性期・総合医療センター
住所 大阪市住吉区万代東3-1-56
電話番号 06-6692-1201
肝臓がん手術件数
(うち肝内胆管がん)
7(2)
転移性肝がん手術件数 15
肝細胞がんのラジオ波治療件数 2
転移性肝がんのラジオ波治療件数 0
手術
(医師名・所属診療科)
森本芳和(外)
ラジオ波
(医師名・所属診療科)
鈴木貴弘(消内)
※注
医師名の後のカッコは診療科で、外は外科、内は内科、消は消化器科、消外は消化器外科、消セ外は消化器センター外科、一外は第一外科、膠は膠原病、乳は乳腺、甲は甲状腺、泌は内分泌、糖は糖尿病などを示す。放は四放射線、セはセンターの略。空欄は回答なしか未記入。全国の肝臓がん手術を行っている主要施設に対し、2006年の治療実績とその内容のアンケート結果。

肝臓がんの進行度を表す病期(ステージ)

肝臓がんの病期の分類は、次の3項目の条件のうち、いくつ当てはまるかによって、T〜W期に分けられる。

(1)がんの大きさが直径2cmを超える

(2)がんが2つ以上ある

(3)がんが血管の中に広がっている

ステージ1期
(1)(2)(3)のすべてに合致しない。5年生存率は約69%。
ステージ2期
(1)(2)(3)の1項目のみに合致する。5年生存率は約43%。
ステージ3期
(1)(2)(3)の2項目に合致する。5年生存率は約35%。
ステージ4期
(1)(2)(3)のすべてに合致する。5年生存率は約18%。

さらに、リンパ節転移があるもの、遠隔転移(肝臓以外の身体部分に転移がある)は(1)(2)(3)にかかわらず、すべてステージ4期となります。

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